刈谷市東境町のお客様のご依頼で、ムクドリの巣の撤去をさせていただきました。
「天井から『ピーピー』鳥の声がする!」とお客様からの連絡を受け、さっそく現場を拝見。
押入れの天井板を外し、屋根裏に入ってみるとそこには・・・

なんとも可愛らしいヒナ達が、息をひそめておりました。(-_-;)
繁殖期のムクドリが、屋根の隙間から入り、巣を作ってしまったようです。
ちなみに、ムクドリの特徴と生態について、
(特徴)全長 24cm ほどで、スズメとハトの中間ほど。
尾羽を加えるとヒヨドリより一回り小さい程度の大きさ。
翼と胸、首は茶褐色で、首から頭にかけてと腰に白い部分が混じり、足と嘴は黄色い。
(生態)雑食性で、植物の種子や果物、虫の幼虫などを好んで食べる。地面に降りて歩いて虫などを探すこともあれば、木の枝に留まってカキなどの熟した実をついばむ様子も観察される。椋の木の実を好んで食べるため「椋鳥」と呼ばれるようになったと言われているが、これに限らず幅広く食べている。繁殖期は春から夏で、番いで分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。両親ともに子育てを行い、とくに育雛期には両親が揃って出掛け、食糧を探して仲良さそうに歩き回る様子が観察される。繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。ねぐらには 10km 以上の範囲から集まり、冬は数万羽の大群となることもある。かつては河原の広葉樹や人家の竹やぶに集まっていたが、そういった環境は開発で減少したため、近年では都市部の街路樹などにねぐらをとる例も増えている。
…ウィキペディアより抜粋。
鳥の巣は、ダニ等の発生源となりますので、撤去しなければいけません。
しかし、幼いヒナを除けるのは可哀そうすぎます…(T_T)
お客様と相談した結果、ヒナが巣立つのを待つ事となりました(^_^;)
数週間後…、「ヒナの声がしなくなったよ~」と
お客様から連絡を受け、撤去に向いました。
思った以上のワラのボリューム!可燃袋が3枚、パンパンです(^_^;)
最後に屋根の穴を塞いで終了~。
帰り際、激しく鳴きながら、家の周りを
飛ぶムクドリが二羽…
来年は、別の場所で巣作りしてね~(^_^;)/